水戸興信所 探偵よろず日記

依頼者 大崎美香(25) 無職 妊娠8か月
対象者 君島一豊(27) ファミリーレストラン勤務

調査目的

同棲中に姿を消した彼の所在

相談概要

私たちはファミリーレストランの従業員のとき知り合い同棲した。「2年前に離婚して3歳の子供は妻が親権を取って養育している」と一豊は言っていた。私が妊娠したことを告げるとすごく喜んで、「結婚しよう。すぐ入籍するから」と言い、しばらく同棲が続いたが、ある日突然部屋に帰らなくなった。私は妊娠のため働けないので家賃も払えず、実家に帰って親の援助を受けて生活している。親はカンカンになって一豊を怒っている。彼は一度だけ生活費を送ってきたが今は音信が途絶えた。彼は、「実家に見放されている」といつも言っていたので家には帰っていないと思う。妊娠8カ月になるので、入籍するか、認知してもらうためどうしても彼の居場所を探したい。親は、「どうせ離婚するのは目に見えている」と、一豊との入籍に反対しているがお腹の子のために認知だけはさせたい。

調査結果 同じファミレスを一豊と前後して辞めた女性と隣の〇〇市のアパートで生活していた。

対 策  美香さんは一豊に会って、市役所から入手した「胎児認知届」に署名を求めたが、「誰の子だかわからない」と拒否された。生まれても嫡出子ではないため認知届について父親の協力が得られないのは見えているため、婚約不履行による慰謝料請求と、認知請求を合わせて弁護士さんに委任することにした。

探偵の眼 

同棲して、子どもができると逃げ出して、別の女と同じことを繰り返し、数人の「腹違いの子」を持つ父親がいます。子供をしつかり養育する・扶養する父親の自覚などまるで持っていない「社会生活に適応能力のない夫」が急増しています。この夫たちの成育歴・家庭環境(父母の養育能力の欠如・育児放棄)を指摘する有識者が多くいます。探偵も同感で、この事例のように同棲や結婚、離婚を繰り返し妻子を捨てて逃げ出すような男の実家を調べると100%父母と家庭環境に問題ありでした。交際前か交際中に「結婚相手の実家を調査すること」を強く勧めます。結局、捨てられて生活力のない妻子が苦労するのですから。近年、特にこのような事例が多いです。

 

 

 

 

 

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