水戸興信所 探偵よろず日記

はい!こちらよろず相談室

依頼者 内田幸一(32)会社員 独身
対象者 女ストーカー

調査目的 ストーカー対策・女の身元調べ

相談概要
携帯電話の出会い系で知り合った(自称)青木加奈子と性的関係を持って交際1カ月。彼女は、感情の起伏が激しく情緒不安定というか、精神的異常を感じた。普通の人間ではないと思い、理由も言わず逃げるように一方的な別れ方をした。間もなく、昼夜の別なく自宅と会社に無言電話が入るようになった。青木と交際中に、聞かれるまま、自宅、会社の電話を教えたことがあるので別れた青木の行為だと直感した。

特に、会社へいたずら電話が頻繁に入り、事務員に僕の名前を言って呼び出して出ると切れている。中傷電話がかかってくる。会社に事情を説明して対策を検討していただいて、僕の呼び出しについては、「業務中」を理由に呼出しに応じないことにしてくれた。無視すると会社の門付近を歩き回るようになった。避けるように裏門から出退勤を続けると、ある日電車の改札口に立っていた。あわててホームに戻り次の電車で一駅先で降りてバスで会社まで来た。不気味さを感じるあの女性とは怖くて話し合いはできない。

このまま会社にいたずら電話が続けば私は解雇される。また、自宅付近の住民に僕を誹謗中傷する投書があり、両親もノイローゼになってしまった。僕もおびえ続けてうつになった。このような状態が3カ月続いている。
警察に相談すると、「電話がかかってきた時間。回数(着信記録)をメモしておくように。できれば、会話録音をとるように」とか、「手紙、ビラなどを保存しておくように」など指導してくれたが、「電話の逆探知」などは、よほどの犯罪でなければだめだと言われた。警察は今のところあてにすることはできない。
僕として、女の住所を突き止めて対策を立てたい。何かいい方法を教えてほしい。

調査結果
女の携帯電話番号から、所有者・住所氏名の情報を取得した(2003年5月個人情報保護に関する法律制定以前は、闇・データバンク屋に問い合わせると、個人の情報、例えば銀行口座・残高、勤務先、健康保険証番号、家庭の固定電話などほとんどなんでも個人情報が有料で入手できた)。女の実家の固定電話も判明した。固定電話の住所から、女の住民票、戸籍謄本を入手して家族構成も分かった。女の自宅から行動調査をした結果、昼は、「便利屋」でアルバイトをしていた。夜は週3日風俗店でバイトをしていることが分かった。

女への対応
依頼者は、女の携帯番号へ電話した。「あなたの本名は○○ですね。勤務先は○○。夜のバイトは○○ですね。住所は東京都世田谷区○○町〇番✖号、父母の名前は○○・・。こんご、今までのようなストーカー行為を止めないと、こちらから仕返しをするか、警察に貴女のことを訴える。あなたの情報すべてがわかったので、警察はすぐに動いてくれるから・・」と告げた。
それ以降、電話攻撃、手紙は止まり、会社、駅の待ち伏せもなくなった。

探偵の眼
ストーカー対策は、行為者が元夫とか、元彼など身元が分かっている場合と、身元分からない者によるストーカーなのかによって、対策が分かれます。身元が分かっているストーカー対策は、覚悟のうえでやっているのですから難航します。躊躇することなく警察へ相談することです。身元が分からないストーカーの場合は、この事例のように正体を暴けばあっさり引く場合が結構あります。高齢化社会を映し出す面白い事例があります。一人暮らしの70歳の男性は、スーパーの椅子に座っている65歳くらいの女性に声をかけ、意気投合してお茶飲み友達になりました。以後、毎日男性宅に来て部屋の掃除・庭の掃除をしたり、手紙を毎日届けにきたり、男性の先祖代々の墓地掃除をしたりしました。女を疎ましく思った男性は、女に一方的に絶交を申し渡したところ、女は毎日通って道路に立って監視を続けるようになり、一日300回も無言電話をかけ続けて警察に逮捕されました。
本題の内田幸一や、スーパーで声をかけた70歳の男性のように、女性からストカー攻撃を受けないためには、恨まれない別れ方をすることですね。それ以前に(交際前に)、男女ともに、その人の言動を観察してストーカー気質があるかどうか見抜くことが一番の対策なのですが・・・。



依頼人 山内典子 (28)保育園勤務
対象者 高崎 勉 (34)会社員 妻子あり 仮名
※ これは事件簿を参考にしたフィクションです。
調査目的
高崎勉の身許調べ

相談概要 
出会い系メールで知り合った高崎勉という男性と結婚を前提で交際していた。先日、突然別れを言いだされた。詐欺的で不誠実な態度が許せないので身許を調べてほしい。
私は、婿取りの立場です。適齢期も過ぎる頃なので相手には「結婚することが前提」と言って交際を始めた。温泉旅行、デズニーランド等に行き、家に来て母に「典子さんの婿として結婚させてください。」と挨拶をした。
交際して半年が過ぎたとき彼が、「実は、あなたと知合った当時交際していた女性がいて、その人は私を捨て別の男に走った。その女性が今になって、僕のところに戻るといってきたので受け入れ、あなたと別れたい。二度と僕に電話しないでほしい」と言われたので、口論の末別れた。
数日後、高崎から「先日は感情的になってゴメン。今までとおり月に三日くらい会いませんか?」と電話が有った。「そのようないい加減な気持ちで交際できない」と答えたが、真意を聞くために彼に会った。彼が、「僕の彼女には内緒で、あなたとこのまま付き合っていきたい。その女はあなたの存在を知らないから、その人ともうまくやりたい。」と、身勝手に、自由な恋愛を続けたたい、と言った。
高崎はいままで言訳ばかりして、自宅と、勤務先を教えてくれなかったので手がかりは携帯電話番号だけ。身元を暴いてはっきり進路を決めたい。

調査結果
携帯番号から所有者住所・氏名を割出した(10数年前は簡単に調べられた)。高崎は、妻と二人の子とアパート暮らしだった。
大手総合電機メーカー系列会社に勤務する係長。自由に行動できる立場を利用して、午後は公園駐車場やまんが喫茶店めぐりが定期コースになっている。出会い系でゲットしたと思われるその都度代わる女性と、週1回くらいラブホテルへ入っていた。
結婚詐欺に遭ったことを知った依頼人は、「このまま別れるだけでは気が済まない。奴に復讐したい」と悔しがった。

その後の経過
数日後、依頼者は計画を立ててきた。「高崎勉の希望する自由恋愛を受入れたふりをして彼とデートするのでその場面をビデオ撮影してほしい」。「撮影した写真を高崎の勤務先と奥さんに郵送する。写真に同封する文案を作成してほしい」、という怪文書で彼に復讐するものだった。

依頼者が、男とデートする日時を指定したのは男の勤務日(仕事中に遊んでいる場面を撮影する)でした。
男と依頼者が公園でデートしている時間帯、食事している時間帯、ラブホテルに入る時間帯、ラブホテルから出る時間帯などは事前に依頼者からメールが入るので完璧に男の勤務上の規律違反・夫婦としての不倫状況の証拠写真撮影は完了しました。※ラブホに入って、しばらく時間を経てから女探偵から、依頼者の勤務の同僚を装って緊急・急用の偽装電話を入れたので、依頼者は次回に男とデートする約束をして二人は何事もなくラブホテルを出るという工作も成功した。

怪文書
「高崎勉の仮面を剥ぐ」という文書の入った封書に、高崎が出会い系サイトで知り合ったと思われる女と勤務時間中にラブホテルへ出入りする写真数名分(依頼者の写真も入っている)が同封された文書が、高崎の勤務先と取引先、高崎の自宅・奥さま宛てに送られた。依頼者の男に対する憎悪の激しさが伝わる。

探偵の眼
「出会い系サイトで知合った相手と結婚を前提に交際をした。週1~2回デートしてラブホテルに入り、お金も数十万貸した。最近プッツリ連絡が途絶えた。結婚詐欺のようなので相手の居所を探してほしい」、という調査依頼は同業者間の情報交換によると、相当数に上ります。被害者の男女別では70%が女性、残りが男性のような印象を受けます。女性の方が結婚願望が強いのですね。結婚詐欺師たちが手ぐすね引いて待ち構えていることを忘れないように。金銭など被害の額が大きい場合・事件性がある場合は恥ずかしがらずに警察に相談すべきです。男が結婚詐欺に遭う場合、相手の女はプロが多いようです。結婚を夢見、女の肉体を得るための代償は大きいです。投資したお金は戻ってきません。

男性はネットや結婚紹介所などで婚活をするとき、元夫や交際相手が7人が死亡したという婚活女詐欺師「筧千佐子」や、首都圏連続不審死事件・婚活大量殺人事件の犯人「木島佳苗」(平成29年5月9日死刑確定)など、色仕掛けで男を誘う女詐欺師がどこにでも蠢いていることに留意してください。



画像はイメージ



依頼者 (被告)上野知美(27)OL
対象者 (原告)山田茂樹(26)会社員 共に仮名
※これは事件簿を参考にしたフィクションです。

調査目的
   結婚調査 結婚調査とは次のようなことを調べます。※家庭環境 ※家庭状況 両親・姉妹姉妹について、同居か否か、生死の別、勤務先や近隣の評判 ※住居の位置 土地 建物は自己所有か否か、家族の円満さ 近隣との付き合い 心身に欠陥のあるもの(精薄者、不具者、疾病で病床に臥している者)はいないかか ※病死した家族がいる場合の病名 ※持て余されている者(浪費家、乱暴者、盗癖や賭博癖のあるもの)はいないか ※特定思想の信奉者あるいは特定の宗教を信仰しているものはいないか ※両親と本人の近隣の評判

本人について
※家の宗教・本人の宗教 ※日常の行動 ※交友関係(友人の氏名・性格・素行など) ※異性関係(ボーイフレンド・ガールフレンド、既婚者、夫婦仲など)※金の使い振り(金銭上のトラブル、借財など) ※盗癖、酒癖の悪さなど悪癖のうわさの有無

調査結果
    対象者が婚約不履行の裁判を起こしたため結婚調査は中止して、訴状にたいする答弁書の原案を作成した。

解説
山田茂樹と上野知美が婚約。結婚式・披露宴会場を予約して、山田が結婚披露宴招待状を発送した。知美は、交際6カ月間の山田の人間性に不信感が募って煩悶のすえ結婚を断念、婚約の解消を申し入れた。しばらくして、山田から婚約不履行による損害賠償の訴訟をおこされた。知美は、自分の一方的な都合で破談にしたのではなく、相手の人間性に問題があったからと、争うことにした。
この陳述書は、相手の訴状に対して婚約破棄にいたる心情と経緯を聞き取って作成したもので、資料として弁護士に提出したものです。


陳 述 書
被告 上 野 知 美
1 略

2 結納を交わし、結婚式場を予約して新居になるアパートを借りてまでして、私から婚約解消を申し入れなければならなかった背景・事情を申し述べます。

3 6カ月余りの婚約期間にわかった、お互いの大きな性格の隔たりについて、話しあって整理しなければならないことを原告に伝えました。
「私への過度の束縛と監視、過度の甘えを止めてほしい」。「優柔不断は困る、もっと自主性をもってほしい」。「金銭的にけちけちしないでほしい」。「神経質で怒りっぽい性格を直すように」などです。それでも結婚に踏み切れない、どうしても払拭できないものがあるので、気持ちの整理がつくまで結婚式をキャンセルしたい、と伝えました。
どうしても拭えないものとは、前述の他にたとえば、原告の度を越した怒り方とか、他人の前でお話しができないのに、私には、異常なほど多弁になり、どうでもよいことを延々と続けること、その他のことは以下に述べることにします。

ある日、私と原告、結婚式場の支配人3人で話しあいました。
私が、「彼は、結婚しても性格が変わるとは思えない。例えいま直しても絶対に我慢しきれなくなるし、我慢しながら生活するのはおかしいと思う。」と言うと、「結婚してからよくなることもあるジャン」と言いました。
支配人は原告に、「人の性格はすぐ直るような問題ではないんだよ。ハイ結婚しました、といって今日から変われるの?」と、私に同調すると、原告はふてくされて黙ってしまいました。式場からの帰路、「やはりどうしても結婚できない」と伝えると、原告が感情的になって泣き喚いたりしたので、その話は止めました。数日してから原告は婚約の解消を承諾しました。「もう考えは変わらないの?」と未練がましく言う原告に、はっきりその意志がないことを伝えました。

交際期間中に感じていた隔たりについて、このままの状態で結婚しても性格の相違で結婚生活が破たんすることは明らかと考えて、婚約の解消を申し入れたのです。よって、訴状にある、「理由も告げず一方的に結婚の取りやめを告げた」のではありません。

3 婚約したころから原告の横暴な言動が目立ち、性格的な違いも顕著になりました。
例えば、車で走行中に渋滞に巻き込まれたり、赤信号で度々停止を余儀なくされたり、私が何かの拍子でドアのガラスを少し叩いたくらいで激怒するなど、何かにつけて怒りっぽく、怒り出したら制御ができません。わたしがいままでに体験したこともない怒り方です。なにが原因で原告に怒られているのか理解できないことが度々あります。原告には自制心が無いらしいことが分かり、怖さを感じるようになりました。

4 アパートのカーテンのヒダが不揃いだとそれが気にかかり、それを一つ一揃えてから閉めるのです。玄関のドア、くるまのドアの鍵をかけても、「ノブ」を10回以上ガタガタと引っ張って確認します。室内が少しでも散らかっていると用事があって出かける前でも整理することを優先します。
また、住所など書いてある紙を捨てるときは、必ずシュレッターのよううに細かく1枚1枚ちぎって捨てるなど、病的と思われる神経質、清潔癖、度を越した几帳面さなど、原告の性格に私は大きな隔たりを感じました。

5 私が、ドライブしようと誘うと原告は、ガソリン代がもったいない、と反対し、冬、車中で会話するとき、ガソリンがもったいない、とエンジンを止めて何時間も平気で会話を続けます。外食はお金がもったいないとのことで嫌がり、駐車場の料金加算がもったいない、と何度も口にしながらついてくるので、デパートなどで買い物もゆっくりできません。私のお金の使い方にも細かく干渉し、洋服を買うとき、「ほんとうにこれでいいの?もう少し考えたら?もっと安いのがあるかもよ。」などと口を挟んでついて回るので、欲しいものもほとんど買えませんでした。
また、原告は母親に出費させることを極端に避けるのに、私の親には平気で出費させてお礼も言えません。新婚で住むためのアパート賃借の支払い、家具類、家電、生活用品など全て私と私の母親が支払いました。

原告の徹底したケチぶりと自己中心の考えは、私に相いれないものでした。

6 原告は一人でコンビニにも行けず、他人との挨拶もできず、協調性もなく友人もほとんどいません。病院にも1人で行けず、私に会社を休ませて同行させます。また、考えごとに一貫性がなく、物事を自分で決められず私に決めさせたにもかかわらず、後から必ずねちねち愚痴と文句をいいます。
私が何か意見を言えばすぐ逆ギレします。周囲に人がいることなどお構いなしに激高する姿を見るたび、結婚する意志が失せていき、原告の情緒不安定ぶりは、精神的に障害があるのではないか、と深刻に考えました。

私がたまに女友達とでかけると、「何時に帰るのか」「今何を食べているのか」。8時9時になると、「まだ帰らないのか」と執拗にメールを入れつづけ、すぐに返信しないと激しく怒ります。私が一人で外出すると怒る。どこに行く時もメールを入れないと怒る。友達と一緒だというと、友達を電話に出させて確認する。など原告の特異な性格を知るにつけて困惑するばかりになりました。

7 原告は、過去に自律神経失調症になり会社を1カ月休んだそうです。「俺が会社を辞めると困るから、みんな何も言えないんだ」と得意げに話す原告をみて、結婚相手としての信頼感が日に日に失せていきました。

8 私は、日時が経つたび原告に失望し、不信感が募るばかりで将来に希望も持てず、会うことさえ嫌悪するようになりました。
交際中に生理不順になり、医者からストレスによる生理不順と診断されました。
二人の対照的な性格を相互に克服することは難しいと思います。それぞれに簡単に変えられない生活信条とか価値観もあるとおもいます。

婚約そのものが間違っていました。解消を申し入れるまでに1週間で4キロ痩せるほど悩みました。その結果、意に反して結婚してすぐに破局を迎えるより、婚約の解消の方が、より良い選択だと結論を出したのです。

原告は、婚約解消は全面的に私の責任であるとして、損害賠償請求の裁判を起こしてきましたが納得できません。原告の資質によることも原因の一端として考慮してください。そのうえで私は相応の和解金を支払う用意はあります。

裁判結果
原告が被告に慰謝料支払いと、結婚準備費用全額の請求を求めた裁判は、「和解」で終わりました。和解条件は、被告(上野知美)が原告(山田茂樹)に慰謝料を支払う必要はなく、結婚準備の諸費用は原告・被告折半で支払う、ということになり、実質的に被告・知美の勝利でした。

この陳述書は人格障害者の人間性があらわれています。女性が結婚相手を点検するための教材になるとよいです。

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