水戸興信所 探偵よろず日記

大分放火事件で子供4人が焼死して父親が放火で逮捕された事件。父親は海上自衛官の男(40)で、犯行の動機は「単身赴任先に戻る際妻(42)が見送りに出てこなかったから」。妻が子どもの世話で忙しかったことに不満を抱いていたといい「妻に自分をかまってほしかった」とも供述している。捜査関係者への取材から。このような甘ったれた「お子様夫」に読ませたかった格好の記事、平成22年読売新聞日曜版の切り抜きが手元にあるので転載します。

父親の自覚あるのか・お子様な夫の妄言出産した後も「女」でいて

「子どもを産んでも、妻には女でいてほしい」。インターネットの掲示板「発言小町」へのこんな書き込みに、「育児の大変さが分かっていない」などの厳しい意見が相次いだ。

「乳飲み子がいる」男性からの投稿は、「子どもができても妻とは男女の関係でいたいのに、夫婦関係にすれ違いが出てきた。育児が大変なのはわかるけど、妻には女を捨てないでほしい」というもの。そして「自分は男性として子どもが産まれる前のままでいようと気をつけている」という。これに対し、「あなたも変わるべきでは」「父親としての自覚はあるのか。甘えすぎ」など厳しい意見が飛び交った。

実際、産後しばらく母親は頻繁に授乳しなければならず、心身ともに大変な時期。「うちの夫も『もっときれいにしたら』というけれど、正直、『そんな時間どこにある?』と思う」「まずは夫も育児休業を取るなどを身をもって育児を体験して。そうすれば、妻の偉大さに気付き、本当の意味で妻を大切にできると思う」。夫がもっと育児家事を担えば妻も余裕が出てくるといった、妻たちの実感のこもった投稿が目立った。

そしてある男性の投稿者からは「同じ願いを多くの男性がぐっとのみこんでいる。新しい命を育むという目的の前には、我々の願いは『お子様な夫の妄言』としか思われない。我慢するのが大人の男だ」ときっぱり。

カップル向けの出産・育児の講座を行っているバースセンス研究所の大葉ナナコさんは、恋人同士とは違う夫婦のコミュニケーションを築いていくことが大切だという。
「夫は妻が心を開ける、安心できる存在になればいいのです。まず、妻の気持ちを開いてあげて、育児の大変さやつらさにも耳を傾けて共感し、何を手伝えばうれしいかを尋ねる。妻が自分のことを分かってもらえたと感じれば、ロマンチックな時間が生まれるようになるのでは。

今回の大分放火4人焼死事件の夫婦のどちらかに数人の連れ子がいるそうですが、それはどうでもよく、「母親は(子を助けようとして)水を被って火に飛び込もうとしたらしい」、とネットの書き込みに母親を讃える一方「父親は最悪だ。何で日本の男ってクズしか居ないんだろう」「圧倒的にクズ日本男のクソみたいな犯罪ばかり」と嘆く。

筆者も、40歳の自衛官の男が「妻が見送りに出てこなかった」「妻に自分をかまってほしかった」などの理由が放火の動機になったことを知って、子どものような大人が多すぎることを実感しています。

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