水戸興信所 探偵よろず日記

高橋里美さん(55)の相談   人物は仮名

※これは事件簿を参考にしたフィクションです。

 夫・高橋義一(60)の父・正義(90)が毎週土曜日の11時に出かけて翌日の午後に帰宅する。義父は「温泉に一人で行って泊まってくるだけ」、と言い訳するがスーツ姿に変身して出かける。もともと一人で温泉などに出かけるお義父さんではないのです。私は女の感で、お義父さんに女がいると思い、夫にそのことを告げると、夫は取り合ってくれないばかりか怒り出す。どうか義父の行動の真相を確かめてください。

 早速、土曜日に当人の尾行を開始する。某駅近くの和風食堂に正義さんが人待ち様子で佇むと、ほどなく50歳前半の婦人が近づいて二人は食堂に入った。二人は別々に食堂を出て、ローカル線の電車にも別々の車両にのり、電車が発車すると女が正義さんのボックスに座るという用心深さ。女は、このような行動に手馴れている様子だ。1時間後電車をおりてタクシーで山間のひなびた温泉に入った。日曜日の昼前に温泉旅館をでて駅に戻り、女の自宅に入るまで尾行して確認した。

私を助けてください。
 正義さんの行動の顛末を依頼者、里美さんに報告すると、「お義母さんが痴呆症で施設にバスで通所している。在宅看護したり朝晩の送迎の立会いなど一生懸命尽くしているつもりだ。私は潔癖癖なのでお義父さんの事を聞いたら、気持ち悪くて鳥肌が立った。もうこのままでは同居ができない。お義父さんがその女と手を切るのなら、考え直す。」と、激怒したり、哭いたり動揺が激しい。「夫は、父親が他の婦人と息抜きをする行動を或る程度理解できるらしい」と苦悩は募るばかり。私に、お義父さんと女の縁を切る対策を教えてくれというのだ。

 夫、義一さんに来てもらい、私が調査した60歳、70歳代の男性に群がる、婦人たちの「オジさん狩り」の実話を伝えた。

 男女の別れは交際が長引くほどややこしくなる。正義さんの女道楽も良いけど、最後に食い物にされなければよいけど・・・
私の話を聞いた義一さんは、資産家の父、正義さんの行動の危険さをすぐに察知した。女性方を訪問して、女性とその長男に、「父親と縁を切ってほしい。痴呆症の母を介護してている妻が、このままでは離婚して家を出る。」ことを伝えると二人は、恐縮して義一さんの申入れを承知したとのことです。

 高齢の高橋正義さんは痴呆症の配偶者がいます。一方の、温泉旅行に同半する50歳前半の女性は未亡人でした。土日たびに繰り返される二人の温泉旅行は許されるのか?私にはわかりません。ただ、調査依頼でこのようなカップルをたびたびみており、これからますます増えると思います。

 そのご、正義さんが一人で寂しそうに街を歩いている姿をみました。90歳になる父親の生き甲斐を奪った長男。それによって救済された妻。

里美さんの熱意が伝わった事例です。なお、中年婦人たちの「オジさん狩り」については、別ページに記載します。

 

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