水戸興信所 探偵よろず日記

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この記事は、2017.1.27 12:00 産経ニュース としてネットで配信された記事です。作者は後記
近年、高齢者や熟年妻の夫殺し、夫の妻殺しが急増しています。探偵が依頼を受けた、当時30才後半から40才代の夫婦から依頼を受けた配偶者の浮気調査の当事者は、あれから25~35年を経過して現在どうしているのか?とっても気にかかる世相になりました。

「夫に死んでほしい妻たち」などの単行本が出版される時代になりました。あの頃も、夫を交通事故死に見せかけた暗殺を密かに探偵に仄めかす妻たちもいたのです。

楽しみは 春の花見に 秋の月 夫婦仲良く 三度食う飯  この句のように悠々自適に暮らす老夫婦は少なくなったようです。探偵事務所に70歳代の夫の浮気調査を依頼してくる老妻もいるのです。

オトナの外来の作者は、配偶者殺害を回避する有力な解決法は家庭内別居だと提言しています。以下、1.2に分けて全文を投稿します。

【オトナの外来】夫の定年後に増幅する妻の「殺意」、妻に依存し「幸せ」だと語る夫の陰で・・・
有力な解決法は「家庭内別居」?


最近、患者さんから「妻の殺気が強く怖い」「寝ている間に殺されるのではないかと日々怯えている」という相談がある。一方、定年後の夫との暮らす妻は「ぽっくりいってくれないかな?」などの夫の早死にを望む声を聞く。

そんな恐ろしいレポートをまとめて昨年に話題になったのが「夫に死んでほしい妻たち」(小林美希著 朝日新書)である。この本は、家事や育児における”妻の理想”と”夫の貢献認識”の差を指摘。怒りをためこんだ妻が抱く最後の希望は夫の死という衝撃のルポルタージュだ。

少し話は変わるが、数年前には後妻に入っては次々と夫を殺害し、そのたびに多額の保険金を受け取るという世の熟年男性を震撼させる事件が起こった。奇妙なことに、殺された人の中には死亡の直前に「今は幸せだ」と語っている。正に被害者は幸せの真っ只中で命を奪われたようだ。

講演会では、「自分のお茶や食事を自身で用意しないと妻に殺される恐れがありますよ!」と自炊を進めていたのだが、今や同居すら危ない例が増えてきた。

女性は滅多なことでは凶行に及ばないというのが私の持論であったが、その確信も揺らぐ事件が最近立て続けに起こっている。昨年の末には61歳の妻が72歳の夫を刺殺した事件があったばかりだ。

厚生労働省 「離婚に関する統計」の概況によると熟年期の離婚は40年前の約5%に比べて現在は約17%まで増えている。約6組に1組が離婚している勘定だ。

我が家は大丈夫と思うのは甘い。離婚まで至ったのが2割なら、その2~3倍の予備軍があるだろう。私の経験では、仲の良い夫婦は2~3割しかいないように思える。

夫の定年後に増幅する妻の「殺意」2 に続く

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