水戸興信所 探偵よろず日記




熟年こころもよう
夫の定年心の傷がよみがえる妻

近年、高齢者夫婦の殺傷事件が連日のように報道されています。この高齢夫婦が40歳代~50歳代のころ夫婦間に問題があったのかも・・と思ってしまうのです。

50歳代の中年婦人から多く入る相談事・調査目的はこうです。
「〇〇市〇〇町××番△△号に住む婦人の近況を調べてほしい」。この女は昔、夫と同じ職場の女性です。
「夫の不倫発覚当時、私は若くて生活能力がないため離婚せず子育てに専念した。それから私たち夫婦は転勤で移り住み、愛人の女性は結婚して職場不倫は自然消滅したはずです・・」。いま、どうして夫の元愛人の遠方の現住所を知っているのか?
「男名前だが女文字の年賀状が届く」、「間違い電話が入る」、「夫の話し方がぎこちない」、「手帳に知らない人の名前とか暗号めいた記号など・・」、「あ!昔の女と続いている、とピンとくるのです」。
心の傷が癒えない妻。30歳~40歳代で職場不倫が発覚して我慢。50歳代で夫の不倫再燃が発覚しても更に忍従を強いられて・・75歳~80歳~に達して過去の体験を持つ高齢者夫婦の末路は冒頭に記した事件となって結末を迎えるのか。

探偵の私は上に記した立場に立たされたご婦人方に浮気調査、そして離婚相談
思い出深い事例は何件もあります。あの夫婦が高齢期を迎えた場合今日賑わしている事件になっていたかもしれないです。

離婚を希望する夫人
依頼者 妻 東田英子 さん 仮名(55才)

相談概要 夫・郷太(58才) 仮名 の行動調査
夫の女遊びを暴いて離婚する。
夫は、住宅建築会社を従業員5名を使って自営をしている。夫は営業で親会社とか取引先周りで現場には出ない。結婚してから今日まで夫の女性問題が発覚してで離婚騒ぎが何度もあった。若い時から女の噂が絶えたことがない。夫の女遊びは倒れるまで続くと思う。もうこれ以上夫と同じ屋根の下で暮らす我慢は無理になった。
私はずっと経理をしてきたのでお金をネコババすることができたので娘名義の隠し預金が相応の金額になった。
嫁いだ娘は「お父さんと離婚して私たちと暮らそう」と、娘夫婦も誘ってくれている。

調査結果
朝礼・打合せの後事務所を10時頃出る~途中公園・スーパーの駐車場などに1時間くらい停車してから目的地に直行する。調査対象者(夫・郷太)の車の中にボイスレコーダーをセットして夜間、依頼者がレコーダーの通話音声を聞いて判ったことは、事務所を出てから1時間くらい公園駐車場などに停車して①出会い系サイトにアクセスして架かってきた電話の女性とデートの交渉成立して、待ち合わせ場所に直行する場合と、②前日の夕方に出会い系サイトで女性と翌日にデートの約束を取る方法であることが分かった。対象者が利用していたのはテレフォンクラブのようだった。
女性とドッキングする場所は、ファミレス、ドラックストア、スーパーの駐車場など。この女性たちと待ち合せた地域は、県北のH市、県西のC市、県南のT市だった。車で駐車場に来る20歳前後の女性が多かった。駐車場で合流して対象者の車に乗り込みラブテルに直行した。徒歩で来たらしくラブホテルから送ってもらって大学の手前で降りてから門に入る学生も数名いた。同じくラブホから看護学校手前まで送ってもらった学生も数名いた。

探偵の眼・経過
1周に最低でも3人の女性と合流してラブホテルに入った。15時頃ホテルを出て、スーパーの駐車場に戻る場合と、徒歩の女性は大学近くや看護学校の手前の路地裏などで下ろして解散。対象者の行動パターンが分かったため、女性が車に乗り降りする場面、対象車両がラブホテルから出てくる場面など
思うように証拠撮影ができた。依頼者母・娘に見せたところ二人とも烈火のごとく怒った。そして「あの会社潰してやる」と呻いた。
出会い系を利用する中年男性は多いが、この対象者程若い女性ばかりとデートした男は稀だった。多めの小遣いを提示しただろうと思える。と同時に女性の軽さに改めて愕然としたものです。このような女性ばかりでないのはよく承知しているのですが・・。
依頼者は別居して離婚調停~裁判に入った。1年経過したころ依頼者から離婚が成立した事と会社は閉鎖したことの連絡を受けた。度を越した放蕩は身を亡ぼすこと改めて実感した出来事でした。

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