不倫の定義
不倫とは、人倫にはずれること。人道にそむくこと。特に、男女の関係について言う。広辞苑
法律として
夫婦は平等の貞操義務を負う(民法770条1号)。守操の義務 夫婦は互いに配偶者に対して貞操を守ることを請求する権利を有するのであって、第三者が、この権利を侵害した場合には、不法行為を構成する。民法 親族法・相続法 一粒社 我妻榮・有泉りょう 共著
このように、不倫とは法律的にも、道徳的にも、縛りがあるのですが、不倫を働く当事者は道徳も、法律もなんのその道ならぬ恋に陶酔境に落ちるのですね。
そこで、ネットに次のような相談がありました。
「不倫関係にある男女が上手く別れるにはどうしたらよいでしょうかね?最近事件になることが多すぎますよね」。
これに対するベスト回答です。
「相手もある訳ですからそうは簡単には不倫関係は解消は出来ないと思いますよ。お互いに堕ちるとこまで堕ちて人としての魂を失ってしまうという事でしょうか。そんなに都合よく不倫関係を清算できる訳はないと思いますよ。地獄まで一緒に堕ちる覚悟がなくて不倫などするなといいたい。もう貴公も終りだと思いますよ。最悪は不倫相手を殺害してしまうか心中しか選択肢はありませんよ。」
ライターの白神じゅりこ氏が不倫について次のように警鐘を鳴らしています。
背徳感と罪悪感がスパイスとなり、激しく燃え上がる不倫。だが、不倫という禁断の果実には「破滅」という甘い罠が含まれている。不倫の挙句、悲劇の結末を迎えた人妻たち。だが、不倫の挙句幸せになったなんてことはほとんどありえない。「因果応報が働き地獄へ一直線」の覚悟がなければ不倫はやめておくべきなのだ。
別れた後にも残る「時限爆弾」・・不倫する前に知っておきたいリスク 2 記載の弁護士ドットコム ウエブ版 澤藤亮介弁護士 談
不倫が裁判にならなかったとしても、代理人として交渉する弁護士の立場から言えば相手方の慰謝料と弁護士費用で200~300万円は用意していただいています。その用意もできないのに不倫などするなといいたい。
探偵よろず日記の筆者も、探偵歴37年の中で多くの不倫・浮気調査の依頼を受けてきました。やはり、「因果応報の原理が働き、地獄へ一直線」の感が強いです。
子どもの不登校。非行。家庭内暴力。引きこもり。親の子殺し。子の親殺し。川崎の不良グループの中1上村遼太さん殺害。兵庫県洲本市の五人殺害事件。名古屋大学女子学生の77歳老婆殺害。佐世保市小六女児同級生殺害。佐世保高一女子殺害。札幌市女子の実母・祖母殺害。警察官、大学教授、国家公務員、地方公務員の愛人殺害事件。ストーカー、下着泥棒、児童買春、隠し撮り、国会議員の不倫など、毎日毎日事件の絶えることがありません。
非行の子供たち、犯罪を起こした高校生、大学生、そして大人たち、これらの人たちは当人が、生れつき特殊な異常性格者ではなくて(遺伝ではなく)、産まれおちてからの環境が強く影響しているものと私は推測しています。産まれてからの環境とは、母親の子の幼児期における「愛情と保護」の欠落だと考えています。母親は子の親である前に「女」として不倫に走る。子供を、女友達にお互いに預けあって、不倫にうつつを抜かす。また、「同窓会」などと偽って子を夫や、実母に預けて愛人とラブホに入る若妻たちをみてきました。幼児期にこのような母親に育てられた子がどのように成長するかは説明の要はありません。
今も昔も、世の中を震撼させる事件の主人公は、色欲に狂って幼児に温もりと精神的安定を与えなかった母親に主な原因があり、まさしく「因果応報が働き地獄へ一直線」なのですね。
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